FXを始めたばかりの初心者は売買を行っても損失が積み重なるばかりで、どうすればトレードで利益を稼ぎ出せるのか悩んでいるはずです。テクニカル分析を勉強したり、インターネットのブログに書かれている投資手法を試してみたりする人が多いですが、最もやるべきことはトレード日記を付けることです。トレード日記を付けておけば、自分が行った行動の理由が分かり成功への足がかりにすることができるのです。FXトレード日記は、売買を行うごとに書くことが基本です。

売買を行った日付と通貨ペア、購入価格、売却価格、損益額、そしてトレードを実行した理由を詳細に書いておきます。もし過去に遡って書いておきたいのであれば、FX業者の取引明細書を読みながらトレードを実行した理由以外の箇所をメモしていきます。トレード日記が書けたら、まずは損を出してしまった取引に絞ってその理由を検証するのです。じっくりと日記を見ていくと、躊躇してポジションを取るのが遅くなってしまったり、売却するのが早すぎたり、ストップロスを無視したり、明確な理由がないままポジションを取ってしまったりといった理由が見つかるはずです。

そして、そういった理由をカテゴライズし、多い順番に並べるのです。次のトレードからは、最も多かった理由を避けることに注力します。そして、克服できたら次に多かった理由に注力し、同じことを繰り返すのです。最後の理由を避けることができるようになれ、損を出す原因を全て排除したことになり、利益を出せるようになっているのです。